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ウイングアークの帳票基盤ソリューション「SVF 10.1」、GS1規格のQRコード出力などに対応

 ウイングアーク1st株式会社は10日、帳票基盤ソリューション「SVF」の新版として、帳票出力機能を強化した「同 Ver.10.1」を提供開始すると発表した。

 SVFは、帳票の運用・出力を統合し、システム構成を一元化することで生産性向上と導入時のコストおよび時間の削減を実現するソフトウェア。

 今回の新版では、Wordファイルを利用したSVFからの帳票出力に対応した。SVF専用のアドオンを必要とせず、Wordファイルで帳票設計ができるため、帳票デザインの難易度が下がるという。

 また、TEC機種のラベルプリンターにおいて、RFIDタグへの出力をサポートしたことにより、従来のバーコードによる運用に加えて、ICタグによる非接触の商品管理が可能になる。一方、バーコード出力も強化されており、医療・流通分野で国際標準の規格として利用されているGS1規格のQRコード、データマトリックス出力に対応した。データは二次元に表現され、限られたスペース内に多くの情報を表示可能になる。

 このほか帳票統合スプールサーバーのRDE SUITEがSAML認証に対応し、外部の認証サーバーが持つ認証情報を利用して、RDEユーティリティにシングルサインオン(SSO)でログイン可能となった。