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ウイングアーク1st、帳票基盤のクラウド版「SVF Cloud」始動

さまざまなクラウド基盤と連携

 ウイングアーク1st株式会社は4日、帳票基盤ソリューションのクラウド版「SVF Cloud」を発表した。3月1日から提供する。

 SVF Cloudは、SVFの機能をクラウド上で利用可能な帳票クラウドサービス。日本固有の緻密な帳票はそのままに、多様なビジネススタイルに対応し、印刷を制御しながら、さまざまなクラウドサービスと連携できる。

 3月1日当初は、salesforce.comのCRM、SFA、あるいは「Force.com」上のアプリと連携可能な「SVF Cloud for Salesforce」と、サイボウズの業務アプリクラウド「kintone」と連携可能な「SVF Cloud for kintone」を提供。さらにWeb APIでクラウドアプリと連携が可能となる「SVF Cloud Web API」も公開する。これにより、「AWS」や「Micosoft Azure」、「IBM SoftLayer」をはじめ、さまざまなクラウドプラットフォームとの連携が実現する。

 主な機能としては、テンプレートを利用し、企業の帳票・ドキュメント文化に沿ったオリジナル帳票の作成が可能。PDFファイルの帳票フォームを再利用でき、帳票生成後のファイルをさまざまなクラウドサービスで連携できる。

 価格は、初期費用が20万円(税別)、利用費用が年間36万円(同)から。出力数により価格が異なる。無償トライアルも用意されている。

川島 弘之