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フレンディットとジーエルシー、コールセンターおよびEコマース業界に特化した「需要予測分析代行サービス」を提供開始

 株式会社フレンディットは21日、AI・RPA・機械学習によるデータ分析サービスを提供する株式会社ジーエルシーと連携し、コールセンターおよびEコマース業界に特化した「需要予測分析代行サービス」を提供開始した。サービスにより、機械学習を用いたデータ分析で最適なオペレーター数の算出やECの売上予測が可能となり、データ分析に係る工数を削減して生産性の向上を実現する。

 需要予測分析代行サービスは、コールセンターへの架電数や在庫状況などのデータの抽出から、データ整形、集計、レポート化までの業務をワンストップで代行する。機械学習を用いた現状分析と予測分析により、コールセンターにおける架電数とオペレーターの相関レポートや、ECサイトにおける在庫状況の可視化レポートなど、企業の課題や要望に合わせ、視覚的に分かりやすいグラフや表を用いたレポートをオーダーメイドで作成する。

 機械学習を用いて膨大なデータの整形や集計ができるため、企業は手間をかけずに高精度な予測分析結果を低コストで得られる。視覚的効果に優れたレポートにより、運営課題や特徴を見出しやすく、生産性向上のためのさまざまな施策をスムーズに実施できる。

 コールセンターでは、時系列別の架電数とオペレーター数の可視化により、オペレーターの不足時間や待ち時間などが把握でき、適切な人員配置で生産性向上に繋がりる。また、通話中のキーワードを検出する自然言語処理機能により、企業の課題が明確化され、業務改善にも役立つ。

 ECサイトを運営する企業では、欠品や値引きなどの内容要因だけでなく、天気や競合他社などの外部要因も機械学習に取り込んだ分析・予測が可能で、売れ筋商品や死筋商品を把握でき、在庫管理や品揃えの強化や商品開発にも役立つ。

 需要予測分析代行サービスの価格は、1レポートあたり月額3万円(税別)。最低契約期間は6カ月。