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アルテリア・ネットワークス、DDoS対策サービスに価格を抑えたLite版メニューを追加

 アルテリア・ネットワークス株式会社は6日、DDoS攻撃からネットワークシステムを守る「DDoS対策サービス」において、価格を抑えたLite版メニューを同日より提供開始すると発表した。月額5万円(税別)から導入できるという。

 DDoS対策サービスは、サーバーやWebサービスへのDDoS攻撃からネットワークシステムを守るセキュリティサービス。ネットワークやサーバー機器を狙ったDDoS攻撃のトラフィックの過負荷を緩和することにより、正常な通信の維持を図り、ユーザー企業のサービス提供継続を支援するとした。また、アルテリア・ネットワークスがDDoS対策装置を構築・運用するため、ユーザー企業の投資コスト、運用コストを低減できるとのこと。

 プランとしては、同社が定めたしきい値を超過した際にメール連絡する「検知プラン」、メール連絡するとともに自動でトラフィックを緩和する「検知自動緩和プラン」、メールで連絡し、ユーザー企業からの依頼があった場合にトラフィックを緩和する「検知手動緩和プラン」の3つを用意している。

 今回提供するLite版では、検知プランと検知手動緩和プランを提供。また制限として、1契約回線上に複数のポリシーを設定することができない。

 Lite版の価格(税別)は、帯域が1Gbpsの場合、検知プランが月額5万円、検知自動緩和プランが月額24万円で、いずれも7万4000円の初期費用が必要。対応回線は専用線アクセスサービス、iDC構内アクセス(専有型)で、IPトランジットサービスは対象外となる。