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ぷらっとホーム、マイクロサーバーの最新モデル「OpenBlocks IX9」を2020年2月下旬に発売

 ぷらっとホーム株式会社は、マイクロサーバー「OpenBlocksシリーズ」の新ラインアップとして、「OpenBlocks IX9」を2020年2月下旬より販売開始すると発表した。

 OpenBlocks IX9は、各種制御システムやエッジコンピューティングでの利用に適したマイクロサーバー。故障の原因となりやすい可動部分がなく、高い可用性を備えているという。

OpenBlocks IX9

 CPUに、互換性の高く従来モデルよりも性能の高いIntel Atom E3845(1.91GHz、クアッドコア)を採用している点が特長で、プログラミング時でのCPUバイナリ非互換によるさまざまな問題を回避でき、アプリケーションとの高い互換性を確保したとのこと。

 また、8GBの大容量メモリと消費電力が低いeMMCストレージを採用しているほか、オプションでは、より転送速度が速く大容量のSSDも用意されている。

 さらに、さまざまな機器との接続を考慮し、多様なインターフェイスを備えている点も特長。4ポートのEthernet(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T)を搭載するほか、RS-232C機器の制御用として2つのRJ-45ポートも用意された。加えて、動画用カメラやマイク、外付けストレージなどのデバイスと接続できるUSB 3.0を2ポート搭載。OpenBlocksシリーズとしては初めて、Mini DisplayPortも搭載している。

 OSはLinux(Debian Linux 10)に加え、ソフトウェア資産を活用できるWindow OS搭載モデルをラインアップ。PCを利用している産業機器システムからのリプレースも容易に行えるとアピールしている。

 このほか、遠隔監視サービス「AirManage 2」の使用権も1年分付属しているとのこと。