グレープシティのkintoneプラグイン「krewSheet」、カスタマイズ支援サービス「gusuku Customine」と連携強化

　グレープシティ株式会社は10月31日、アールスリーインスティテュートが提供しているkintone向け連携サービス「gusuku Customine（グスク カスタマイン）」と、自社のkintoneプラグイン「krewSheet（クルーシート）」の連携を強化したと発表した。

　krewSheetは、サイボウズの業務アプリ作成クラウド「kintone」の一覧をExcelのように表示・編集できるプラグインサービス。一方のgusuku Customineは、kintoneのカスタマイズをノンコーディングで実現できるサービス。プログラミングスキルがなくとも、業務にあわせたカスタマイズを自由に行うことができる。

　今回は、両サービスの連携が強化されることにより、従来よりも細かいカスタマイズをkrewSheetに適用できるようになった。これにより、プログラミングスキルを持たないユーザーでも、条件や任意のタイミングに応じてセルをロックしたり列を非表示にしたりするといった、高度な制御が可能になるとのこと。

　具体的には、「krewSheetに行を追加した場合、ユーザー選択フィールド以外のフィールド初期値にログインユーザーを設定する」「krewSheetの特定フィールドを特定値に変更した場合、別のフィールドを編集不可にする」「ゲストユーザーがkrewSheetにアクセスした場合に特定の列を非表示にする」といったカスタマイズを行える。

「案件一覧に新規案件情報を追加するタイミングで担当者フィールドにログインユーザーを初期値として設定する」場合の、gusuku Customineでの設定（左）とkrewSheet上での設定（右）