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アシスト、トラブル時の初動対応までの時間を劇的に短縮するサービス「超サポダッシュボタン」

 株式会社アシストは1日、トラブル時の調査に必要なログの収集とアシストへの通知をボタン一つで実行するサービス「超サポダッシュボタン」を発表した。当初の対象は、アシストの取り扱い製品である日立の「JP1」、米Information Buildersの「WebFOCUS」で、年内にはOracle Database、およびクリックテックの「Qlik製品」にも対象を拡大する予定。

 「超サポダッシュボタン」は、障害が発生した場合に必要な初動調査に着手するまでの時間を“ゼロ”にするサポートサービス。障害が発生しても、ボタン(デスクトップ上のアイコン)を押せる人が1人いれば、アシストへの調査依頼が完了するという。

 具体的には、顧客企業のシステム担当者が、障害発生を検知した時点でコンソール上のボタンを押すと、管理対象となっている各製品のサーバーから初動調査用のログを自動収集する仕組みを提供。同時に、アシストサポートセンター(AWSC)へのログの連携手順が通知されるので、システム担当者はこの手順に従って、自動収集されたログをアップロードすればよい。

 さらにボタンを押すと、AWSCへサポート依頼が自動通知され、AWSC側では顧客企業からのログが到着次第、調査に着手できるように、担当者がアサインされる。

 アシストでは、この「超サポダッシュボタン」により、緊急時の要員調整の簡略化、問い合わせ対応フローの標準化、トラブル解決までの時間短縮を同時に実現できる点がメリットとしており、システム運用保守業務の負荷を大きく軽減できるとアピールしている。
 なお、サービスは管理対象のサーバー台数に応じたサブスクリプションでの提供となり、管理対象の種類には依存しない。JP1だけが対象の場合でも、JP1とWebFOCUSが対象の場合でも同額となる。

 具体的な価格は、「超サポダッシュボタン」サーバー1台および管理対象サーバー10台までの基本サービスが年額24万円(税別)。管理対象サーバーが11台以上の場合は、追加10サーバーが年額12万円(税別)となる。このほか、導入設定費20万円(税別)が別途必要になる。