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キリバの財務管理クラウド新版「Kyriba Enterprise 19.2」、UIの改善を含め100以上の新機能を提供

 キリバ・ジャパン株式会社(以下、キリバ)は7日、クラウド型財務管理ソリューションの新版「Kyriba Enterprise 19.2」を提供開始したと発表した。ユーザーインターフェイス(UI)の改善を含む100以上の新機能を提供しているという。

 Kyriba Enterpriseは、資金管理、リスク管理、支払い管理、運転資本の最適化などの機能を提供するクラウド型の財務管理ソリューション。

 今回の新版では、UIを全面的に刷新。ログインページ、アプリ内ナビゲーションが改良され、より作業のしやすい画面構成になったとのこと。

 また、前版「19.1」より対応している、国際決済における最新技術「SWIFT gpi」に適応するため、さらなる改善を実施した。今回は、専用のSWIFT GPIタブが支払いダッシュボードに追加されたことにより、国際間の支払い状況のトラッキングを容易に行えるようになったという。

 さらに、コンプライアンスと支払いを対象としたBI機能が追加され、支払い不正の検知や支払いの最適化を支援。あわせて、制裁リストによるスクリーニングや支払い不正検知機能の改善も行われ、支払い不正に対する対応が強化された。

 このほか、利用ユーザーの大半が日常的に利用する「資金ポジションワークシート」において、大幅な機能改善が行われ、直感的なグラフ表示、資金予測のシミュレーションとドラッグ&ドロップによるダイナミックな更新などにより、資金繰り業務を支援するとしている。