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NTT西日本とNTTスマートコネクト、閉域マルチクラウド接続サービスに「Enterprise Cloud」接続プランを追加

 西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)とエヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社(以下、NTTスマートコネクト)は1日、閉域マルチクラウド接続サービス「クラウド クロス コネクト」に、NTTコミュニケーションズが提供するクラウドサービス「Enterprise Cloud」との接続プランを追加した。

 「クラウド クロス コネクト」は、NTTスマートコネクトのハウジングサービスやクラウドサービスのほか、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)などへの閉域網接続を提供するサービス。

 NTT西日本とNTTスマートコネクトでは、サービスにEnterprise Cloudへの接続プランを新たなラインアップとして追加。これにより、Enterprise Cloudの強みを活用したソリューションを提供し、たとえばオンプレミス環境にあるOracle Databasを利用したシステムを、リーズナブルにクラウド上に移行することが期待できるとしている。

 NTT西日本では、「フレッツ・VPNプライオ」などの閉域ネットワークサービスと、プライベートネットワーク構築・運用ノウハウ生かしたICTソリューションを提供。NTTスマートコネクトでは、「フレッツ・VPN ワイド」を組み合わせたオンプレミス環境のルーターからパブリッククラウドまでのワンストップ接続サービスと、データセンターおよびクラウドサービスの開発・運用から得た技術・ノウハウを提供する。

 サービスの提供プランと料金(税別)は、Enterprise Cloud接続の100Mbpsベストエフォートが月額7万円、1Gbpsベストエフォートが月額20万円。初期費用は両プランとも1万円。オプションのゲートウェイ設定代行は15万円。提供エリアは西日本エリア。