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日本マイクロソフトの新社長に吉田仁志氏が就任、日本ヒューレット・パッカードの前社長

 日本マイクロソフト株式会社は1日、同日付で、吉田仁志氏が代表取締役社長に就任したと発表した。なお吉田新社長は、2015年より日本ヒューレット・パッカード株式会社の代表取締役 社長執行役員を務めており、9月30日付で同社の社長を退任したばかりだった。

 吉田新社長は、1983年に米国タフツ大学を卒業後、伊藤忠グループ事業会社へ入社。ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ株式会社やノベル株式会社、SAS Institute Japan 株式会社などの社長を歴任後、前述のように、2015年から日本ヒューレット・パッカードの社長を務めていた。

日本マイクロソフトの代表取締役社長に就任した吉田仁志氏

 日本マイクロソフトではプレスリリースの中で、「吉田は、日本のお客様やパートナー様のデジタルトランスフォーメーションの推進を加速させることに注力し、マイクロソフトの企業ミッション『地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする』の実現を日本において遂行します」と、その役割を説明している。

 なお、日本マイクロソフトの社長は前任の平野拓也氏が2019年8月31日付で退任しているが、後任人事が明らかになっておらず、社長不在状態が続いていた。平野氏の後任がようやく決定したことで、パートナーや顧客にとっての不安材料はようやく解消されたといえそうだ。