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インテック、仮想ブラウザーでマルウェア感染リスクを削減する「インターネット分離サービス」を提供

 株式会社インテックは、ジェイズ・コミュニケーション株式会社の仮想セキュアブラウザーソリューション「SCVX」を利用した「インターネット分離サービス」を、10月中旬から提供すると発表した。

 インターネット分離サービスは、インターネットと社内ネットワークを分離し、外部脅威から社内ネットワークへのマルウェア侵入・感染を防止するサービス。インテックのデータセンターに顧客のインターネット閲覧環境を構築し、ユーザーは業務端末に転送されてくる画面情報を仮想ブラウザーで閲覧する形となる。

 画面情報やキーボード、マウスの操作情報のみを転送するため、インターネットからのマルウェア侵入を防ぎ、情報漏えいやマルウェアの拡散を防止する。

 ウェブ閲覧のほか、ファイルアップロードや印刷、ウイルスチェック、ファイルPDF変換などの機能を基本サービスとして提供。オプションサービスとして、ファイル内のマクロを除去するファイル無害化や、ウイルスチェックで未知または不明と判定されたファイルに対するサンドボックスチェックなどの機能も提供する。

 インテックデータセンター内の設備を利用するため、サーバー購入などの初期コストや運用コストを削減でき、申し込みから最短5営業日で利用可能。無償評価ライセンスも用意する。

 サービスの提供価格は、初期料金が40万円、月額利用料金が10万円から(同時接続数10の場合)。