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マイクロメイツ、Boxの導入支援サービスを提供 クイックリファレンスやFAQ、トレーニングなどのメニューを用意

 TISインテックグループの株式会社マイクロメイツは27日、クラウドストレージを中核としたコンテンツ管理基盤「Box」の導入支援サービスを提供開始すると発表した。価格は個別見積もり。

 「Box」は米Boxが提供しているクラウド型のコンテンツ管理基盤。社内外の組織を横断してコンテンツを一元管理できることに加え、堅牢なセキュリティ、細やかな権限管理、保存容量無制限といった特徴を提供している。また、Office 365との親和性が高いことから、両サービスを組み合わせたソリューションも数多く展開されているとのこと。

 一方のマイクロメイツはこれまで、Office 365をはじめとする各種導入支援サービスを提供してきたが、今回は、そうした導入支援サービスの提供を通じて培ってきたノウハウを生かし、Box操作のポイントなどをまとめたユーザー向けガイド「クイックリファレンス」の提供、FAQの作成、トレーニングやヘルプデスクの提供などを行うという。

 このうち操作のポイントを簡潔にまとめた「クイックリファレンス」は、Box導入時の必要最低限のポイントを、A4用紙サイズの冊子に集約したユーザー向けガイドで、資料を読み込む必要がなく、機能の概要や注意点を直感的に理解できるように構成されているとのこと。

 FAQでは、「よくあるお問い合わせ」にユーザー目線で回答しており、顧客企業において事前にBoxに関するヒアリングを行い、その分析結果をもとに、導入直後にユーザーが戸惑うことが想定される項目を中心に構成される。こうして、・ユーザーの自己解決を促すことで、情報システム部門への問い合わせを削減する効果が期待できるとした。

 なお、これらのサービスは必要なものだけを選択して導入することが可能。また、Office 365と連携して利用する場合は、既存の「Office 365導入支援サービス」と組み合わせると、よりスムーズな導入、定着化につなげられるとアピールしている。