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レノボ、ハーフラックサイズのIoTエッジサーバー「Lenovo ThinkSystem SE350」を発売

 レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社(以下、レノボ)は10日、IoTエッジサーバー「Lenovo ThinkSystem SE350」を発売した。価格(税別)は、有線モデルが36万8000円から、無線対応モデルが47万8000円から。

 Lenovo ThinkSystem SE350は、IoTエッジ・コンピューテイングに向け設計され、クラウドにデータを送る前段階でIoTデバイスなどからデータ収集し、高度なデータ処理を行う位置付けの1ソケットサーバー。

ThinkSystem SE350

 サーバーの主な設置場所であるデータセンターやサーバールームのほか、店舗、製造現場、物流施設など多様な環境での使用を想定し、高性能なサーバーグレードの基本機能を備えつつ、稼動可能温度は0℃~55℃、防塵対応、対衝撃/対振動構造といった堅牢性、保守性を簡素化し、システムの稼働時間を増やすための可用性、管理性とセキュリティを強化している。

 本体サイズは、1Uラックサーバーの約半分のサイズに収め、短い奥行きのフットプリントとすることで、さまざまな使用環境に対応。構成済みモデルとして、「ThinkSystem SE350 有線モデル」3機種と、「ThinkSystem SE350 無線対応モデル」3機種を提供する。

 ネットワーク通信は通常の高速有線ネットワーク通信に加え、Wi-Fi接続、LTE接続もサポートし、将来は5G対応も視野に入れる。2台並べて設置することで1Uラックサーバーと同様のマウントが可能になるほか、壁に直接ビルトするための専用ラックオプション、縦置きに設置するためのブックシェルフオプションなども発売する。