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コンカーとEY、税務と入国管理のコンプライアンスリスクを管理するビジネス渡航者向けソリューション

 株式会社コンカーとEY税理士法人(以下、EY)は4日、税務と入国管理のコンプライアンスリスクを管理するビジネス渡航者向けソリューションを、国内で提供開始したと発表した。

 このソリューションは、EYとコンカーの顧客ニーズから開発されたもので、関連する出張および事業活動データをコンカーの出張管理クラウド「Concur Travel」内で収集し、EYの税務・入国管理技術を利用して、出張前にビジネス渡航者の税務と出入国要件をリアルタイムで評価するためのデータを分析するという。

 また、Concur Travel内のリアルタイムデータに直接リンクすることにより、EYとコンカーの顧客は、国内および国際的なクロスボーダー納税義務に関する、堅固かつリアルタイムの分析を受けられるとのこと。

 こうしたシームレスな統合により、企業は、申告漏れ、追徴課税、レピュテーションリスクといった潜在的なリスクが生じる前に、ビジネス渡航者の負担なしに可視性を高められるとしている。

 なお、この統合ソリューションは、アプリ共有サービス「SAP Concur App Center」を用いることで、コンカーだけでなくEYの顧客も世界中で利用可能になる予定。