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キヤノン、「親水コーティングII」採用の屋外対応ネットワークカメラ9機種を発表
2019年9月4日 16:30
キヤノンは、独自開発の「親水コーティングII」を採用した屋外対応ネットワークカメラの新製品9機種を、9月5日から順次発売する。
新製品は、360度旋回型モデル4機種と、ボックス型モデル5機種で、いずれも独自開発の親水コーティングIIを採用。一部のボックス型モデルのみで採用していた親水コーティングを、360度旋回型モデルで初めて標準採用し、屋外対応ネットワークカメラのラインアップを拡充。公共施設/道路・交通機関/工場などの広域監視や災害監視、観光名所や商業施設における迷惑行為の抑制など、多様なニーズに対応する。
水が薄い膜状に広がる親水性を持つ、キヤノン独自のコーティングにより、カメラ前面のレンズ保護窓やドームカバーにかかった雨水が水膜となって流れ落ちるため、雨天時や降雨後の水滴による視認性の低下を抑制できる。
独自開発の親水コーティングIIは、従来の親水コーティングに比べ、コーティング膜の強度を高めており、取り扱い時の不注意により親水性が低下する影響を軽減している。レンズ保護窓やドームカバーに指紋が付着した場合でも、柔らかい布でコーティング膜に傷をつけずにふき取ることができるなど、設置やメンテナンス時の運用性を高めた。
製品の価格(税別)は、360度旋回型モデルの「VB-R13VE(H2)」が66万円、ボックス型モデルの「VB-H761LVE(H2)」が29万8000円など。