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CDNetworks、ライセンス取得不要で利用できる日中間の仮想専用線サービス

 株式会社シーディーネットワークス・ジャパン(以下、CDNetworks)は29日、日中間の仮想専用線サービス「ハイスピード・データ・トランスミッション VPL(Virtual Private Line)」を提供開始したと発表した。

 「ハイスピード・データ・トランスミッション VPL」は、仮想専用線を介して日中間の拠点を接続するサービスで、CDNetworksのクラウド型WANアクセラレータサービス「ハイスピード・データ・トランスミッション」のオプションサービスとして提供される。

 これを利用すると、拠点間の通信速度を向上させるとともに、安定した通信品質により、エンドユーザー向けに優れたエクスペリエンスを提供できる点がメリット。また、日本のサーバーから回線とインターネットのポートサービスのみでアクセスさせるため、ICP/PSB Beianライセンスを必要とせず、誰でも利用できる点も特徴で、中国でのITビジネス展開時の大きな障壁であった、ライセンス取得の問題を解決できるとしている。

 なお、中国内では複数の通信ノードを提供。ユーザー企業のニーズに合わせた帯域幅を提供できるとのことだ。