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セイコーソリューションズ、「タイムマネージドサービス」で時刻ソースの冗長化対応モデルを提供

 セイコーソリューションズ株式会社は5日、ネットワーク上の機器に時刻配信する「Time Serverシリーズ」を利用した時刻同期環境のワンストップサービス「セイコータイムマネージドサービス」について、これまでの光テレホンJJYに加えてGNSS(衛星測位システム)を時刻ソースとして利用可能な「時刻ソース冗長モデル」の提供を開始した。販売価格はオープン。

 セイコータイムマネージドサービスは、タイムサーバーや光テレホンJJY用の回線などをワンストップで提供するサービス。2024年3月31日終了予定のテレホンJJYに代わる新たな時刻ソースとなる光テレホンJJYに対応した、「シングルポートモデル/マルチポートモデル」の2ラインアップでサービスを提供している。

 光テレホンJJYの接続先は東日本と西日本の2拠点あり冗長化されているが、時刻ソースそのものの冗長化を求める声があることを受け、光テレホンJJYとGNSSを併用できる時刻ソース冗長モデルをラインアップした。

 時刻ソース冗長モデルは、マルチポートモデルの機能をベースに、時刻ソースの冗長化を行うことで、どちらかの時刻ソースとの接続ができなくなった場合も、時刻同期環境を維持することが可能になる。サービスでは、GPS、準天頂衛星システムみちびき(QZSS)、ロシアの衛星測位システム(GLONASS)に対応する。

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