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FRONTEO、AIエンジンを利用して対応工数を削減する「MRの日報/週報審査ソリューション」
ガイドライン対応のためのモニタリングや審査業務の強化・効率化を支援
2019年7月29日 14:44
株式会社FRONTEOは29日、独自開発のAIエンジン「KIBIT(キビット)」を活用し、「MRの日報/週報審査ソリューション」を提供開始すると発表した。
厚生労働省の「医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン」が2019年4月に適用されたことで、現在では、「業務記録の作成・保管」「評価への反映」「販売情報提供活動やプロモーション資材の適正性をモニタリングする監督部門の設置(10月1日から適用)」など、監督指導や体制のさらなる強化が求められるようになっているという。特に、医薬情報担当者(MR)の営業日報/週報の管理においては、膨大なデータのモニタリングが必要となるため、対応工数や体制の確保が課題になっているとのこと。
今回提供する「MRの日報/週報審査ソリューション」では、医療用・医薬品の販売情報提供活動において“不適切”とされる可能性の高い情報・表現を、KIBITで検知することにより、こうした課題解決を支援するとした。
具体的には、まず、審査業務のヒアリング内容やガイドラインを基に現状や課題を整理し、審査の観点(検知したい表現)や適用方法を決定。評価モデルを作成し、KIBITを用いてテストデータによるチューニングを実施した上で、専用環境を構築する。
そして、審査対象の日報/週報を解析して、教師データと類似する(=不適切な表現を含む可能性が高い)順にスコアリングし、審査担当者が高スコアのものからハイライト個所を中心に確認していくといった形で、膨大な数の日報/週報データの、網羅的・効率的な審査を支援するとしている。