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コーソル、Oracle Databaseのライセンス違反有無を診断するサービスを提供

1環境分は無償で診断

 株式会社コーソルは25日、Oracle Databaseのライセンス違反有無を診断するサービスを、同日より提供開始すると発表した。対象はOracle Database 11.2.0.1以降で、データベースサーバー1環境分は無償。2環境目以降は1つあたり20万円(税別)で対応する。

 コーソルによれば、データベースはライセンスが複雑なこともあり、コスト削減のアプローチが意図せぬライセンス違反を招き、ソフトウェアベンダーの監査によって逆に追加費用が請求されることも少なくないという。

 今回提供する「Oracle Databaseライセンス無償診断」は、こうした不安を払しょくするため、企業内のOracle Databaseのライセンス利用状況を調べ、ライセンス違反の有無を診断するサービス。システムに応じた適切なデータベースライセンス数やシステム構成、許諾・利用状況を確認し、過不足を無償診断することにより、ライセンス違反のリスクを削減するとした。

 具体的には、ハードウェアとライセンス数の合致度チェック、保有ライセンスと導入製品の合致度チェック、構成とライセンスの合致度チェック、Enterprise Editionオプション機能利用度チェックなどを実施する。

 さらに、最適化支援が必要な際は、同社の無償サービス「DBAの窓口」でセキュリティやパフォーマンス監視など、10以上のデータベース周辺製品群から顧客に合わせた製品を選定・提案後、有償で最適な製品を導入するとのこと。

システムトラブルに起因するライセンス違反発覚の例 ※CPU:1ソケット4コア、ライセンス:Enterprise Editionの場合