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ウイングアークの文書データ活用製品「SPA」、ハートコアのCMS「HeartCore」と連携

社内コンテンツ基盤を手軽に構築

 ウイングアーク1st株式会社(以下、ウイングアーク)とハートコア株式会社は24日、ウイングアークが提供する文書データ活用ソリューション「SPA」と、ハートコアが提供するウェブコンテンツマネジメントシステム(CMS)「HeartCore」との連携を発表した。これにより、SPAに保管した資料やファイルを活用するための、社内コンテンツ基盤の構築を実現する。

 SPAは、OCRと文書管理の機能を統合し、書類のデータ化や業務の自動化、データの活用を支援する文書データ活用ソリューション。紙文書や、PDFやOfficeファイルなどの電子ファイルの保存(アーカイブ)、保存した文書のプレビューや検索などの操作を簡単に行える。

 HeartCoreは、ウェブサイトを構築するためのCMSパッケージソフトウェアで、データベース内に格納されたコンテンツをリクエストベースで動的にブラウザーに表示するため、文書管理においてSPAとの親和性が高いという。

 SPAとHeartCoreが連携することにより、社内コンテンツを集約したポータルサイトをノンプログラミングで構築でき、社内ポータルサイトから社内文書の格納や検索ができるようになり、社内文書を一括管理できる。

 また、SPAは独自の検索プロパティを設定できるため、HeartCoreから格納する文書に対して、プロパティ値の設定やワークフローの結果を入力することで、詳細な検索条件を用いた検索が可能。これにより、保存された大量の文書を企業の資産として有効に活用できる。

 両社は今後、社内コンテンツ基盤構築のためのイントラネットソリューションとして、顧客に提案していくとしている。