ニュース

ソリトン、DNSフィルタリングで端末を保護するセキュリティサービス「Soliton DNS Guard」

 株式会社ソリトンシステムズ(ソリトン)は3日、DNSレベルで悪性ドメインへのアクセスをブロックする脅威対策クラウドサービス「Soliton DNS Guard」を発表した。サービスは6月17日より提供開始となる予定。

 Soliton DNS Guardは、悪性ドメイン情報を参照して、専用エージェントを導入した端末から悪性ドメインへのアクセスをブロックするソリューション。リアルタイムで更新される脅威ドメイン情報をもとに、端末が通信しようとしている宛先が悪性かどうかを判断し、危険と判定された場合には通信を自動的にブロックする。

 なお、日本を対象とする攻撃キャンペーンのカバーを目指した悪性ドメイン情報を利用するほか、クラウドとエージェント間はDoH(DNS over HTTPS)を利用してセキュリティを高めているとのこと。また、DNSレベルでの防御を簡単に追加できるため多層防御の強化に適している点も特徴とした。

 エージェントはまず、Windows版を提供。今後はiOS、mac OS、Android向けのエージェントを用意するほか、エージェントを導入できない環境や企業ネットワーク全体のDNSセキュリティ対策として、DNS/DHCPアプライアンス「NetAttest D3」に、このソリューションを活用する機能を搭載する予定だ。

 価格は、1ライセンスあたり月額180円(税別)で、1ライセンスにつき4台まで利用可能。ボリュームディスカウントも提供する。