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ファイルメーカー、新バージョン「FileMaker 18 プラットフォーム」を発表

 ファイルメーカー株式会社は23日、データベースおよびアプリケーション開発プラットフォームの最新版となる「FileMaker 18 プラットフォーム」を発表した。

 FileMaker 18 プラットフォームでは、データインポート用の新しいユーザーインターフェイスを追加。新しい「フィールドデータのインポート順」ダイアログボックスを使用することで、インポートしたソースデータをより簡単にFileMakerフィールドにマッピングできるようになった。

 また、外部データファイルの読み取り、書き込み、および管理を行うスクリプトを作成できるようになった。たとえば、ログファイルの作成や、カスタム形式でデータをエクスポートすることができ、ファイル操作のためのプラグインの多くは使用する必要がなくなった。

 セキュリティ面では、新しいアクセス権セットにより、開発者は、ファイルの他の部分への完全アクセス権を付与する必要なしに、アカウントアクセス管理を他のチームメンバーに委任することが可能になった。また、新しく合理化された「セキュリティの管理」ダイアログボックスにより、効率的にカスタムAppへのアクセスを管理できる。

 さらに、ハードウェアまたはソフトウェアがクラッシュした後に、FileMakerファイルを自動的に復元できるようになった。ファイルが適切に閉じられなかった場合、そのファイルが次に開かれる際に、FileMaker Serverの復元ログはクライアントがアクセスする前にデータベースエントリを検証する。

 個人向けシングルライセンス「FileMaker Pro 18 Advanced」の価格(税別)は、フルバージョンが5万7600円、アップグレードが2万2800円、学生・教職員限定のアカデミックが3万4560円。