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セールスフォース、国内スタートアップを支援する「Herokuスタートアッププログラム」

 株式会社セールスフォース・ドットコム(以下、セールスフォース)は21日、国内スタートアップ企業のアプリケーション開発を支援するため、新たな支援プログラムを提供すると発表した。アプリケーション開発用プラットフォーム「Heroku」を、1社あたり5万ドルを上限にクレジットとして提供する。期間は最長で1年間。

 セールスフォースでは、国内スタートアップ企業を対象とした1億ドルのファンド「Japan Trailblazer Fund」を2018年12月に発表しているが、この開設以来、国内スタートアップ企業への支援を強化しているという。

 今回発表された「Herokuスタートアッププログラム」もその一環で、米Salesforce.comが米国で展開しているプログラムを国内で提供開始する。同プログラムに参加すると、Herokuを利用し、アプリを本番サービスとして稼働させるために利用可能なHerokuプラットフォームクレジットが提供される。これによりスタートアップ企業は、アプリケーション開発にかかるコストを低減し、開発を加速させることが可能になるとした。

 なお、プログラムの対象となるスタートアップ企業は、Coral Capital/500 Startups Japan、G-STARTUP、Open Network Lab、Plug and Play Japan、Reality Accelerator、東京大学FoundXなどのアクセラレータによって支援されていることが条件で、プログラムへの応募もアクセラレータが行う。

 またセールスフォースでは、同プログラムへの参加に関心のあるアクセラレータも随時募集するとのことだ。