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NTT-AT、アライズイノベーションのAI-OCR製品を販売 AI×ロボティクスソリューションのグローバル展開を強化
2019年5月9日 17:14
NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)とアライズイノベーション株式会社は9日、AI-OCRを活用したAI×ロボティクスソリューションのグローバル展開で連携すると発表した。これに伴いNTT-ATは、アライズイノベーションのAI-OCR製品「AIRead」を5月10日から正式に提供開始するという。
AIReadは、FAXや書類などの活字/手書き文字をデータ化する製品。文字の認識に深層学習(ディープラーニング)をはじめとする機械学習の技術を取り入れており、誤判定した文字をAIが学習することによって、文字認識精度が向上するという。また、非定型の書類でも書式を学習してデータ化できるため、さまざまな利用シーンで業務効率化や労働生産性の向上を実現するとのこと。
なお、活字では日本語、英語、数字と中国語(簡体字・繁体字)の読み取りに対応するほか、手書き文字でも日本語、英語、数字、中国語(簡体字、7月対応予定)をサポートする。
NTT-ATは今回、こうした特長を持つAIReadを自社の取り扱いラインアップに追加することで、既存の商材と組み合わせたAI×ロボティクスソリューションのグローバル展開を強化する考えだ。