TOKAIコミュニケーションズ、Oracle Cloud 東京リージョンとの接続サービスを提供

　株式会社TOKAIコミュニケーションズは8日、Oracle Cloud東京リージョンの新設に伴い、同リージョンとの接続サービスを提供開始すると発表した。

　Oracle Cloud東京リージョンでは、企業のオンプレミス環境とOracleCloudをセキュアに接続する閉域網接続サービス「FastConnect」、およびVPN接続サービス「IP-SEC VPN」が利用可能になるが、TOKAIコミュニケーションズでは、FastConnectおよびIP-SEC VPNによるプライベート接続に対応。ユーザー企業の環境とOracle Cloudをセキュアかつ安定的に接続することにより、企業の情報システムのクラウド利用および移行を支援するとした。

　具体的には、閉域網接続サービス「BroadLine Oracle Cloud接続サービス」により、ユーザー企業の拠点とOracle Cloudとの間で、FastConnectを用いた閉域網接続を実現する。帯域は10Mbps～10Gbpsまで対応可能とのこと。

　また、インターネットVPN接続サービス「VIC-VPN for Oracle Cloud」では、同社がレンタル提供するVPNルータと、ユーザー企業側が用意するベストエフォート型のインターネットアクセス回線、IP-SEC VPNを組み合わせ、拠点とOracle Cloudとの間でインターネットVPNによる接続を低価格で実現するとしている。