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サンデン、欧州のSCM基盤にSAP S/4HANAを採用 SAP HANA Enterprise Cloud上で展開

 SAPジャパン株式会社は7日、サンデンホールディングス株式会社およびサンデン・オートモーティブコンポーネント株式会社(以下、両社をサンデンと表記)が、SAP S/4HANAの導入を決定したと発表した。そのインフラ基盤としてはSAP HANA Enterprise Cloudを利用するという。

 サンデンではSAP S/4HANAを、欧州地域における自動車向けコンプレッサー製造・販売のサプライチェーン管理(SCM)基盤として利用するとのことで、導入にあたっては、SAPの自動車業界向けコンサルティング組織であるACS(Automotive Consulting Solutions)が支援する。なおACSの活用によって、欧州自動車メーカー向けテンプレートを用いた迅速な導入が可能になるとのことだ。

 またサンデンでは、欧州拠点への導入後、欧州以外の地域においてもSAP S/4HANAの展開を計画しており、グローバルレベルでSCM最適化に取り組むとしている。