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専門商社の山善、グローバル経営基盤としてSAP S/4HANA採用
SAP HANA Enterprise CloudやSAP Cloud Platformなどのクラウドサービスも
2019年5月16日 17:09
SAPジャパン株式会社は16日、専門商社の株式会社山善が、SAPジャパンの次世代ERPパッケージ「SAP S/4HANA」などを採用すると発表した。山善ではグローバル経営基盤として利用する予定で、プロジェクトの管理運営全般、システム構築は富士通株式会社が担当する。
山善は、工作機械・産業用機器・一般建材・家庭用機器などを取り扱う大手専門商社。同社では従来、独自の基幹システムを構築して事業を管理してきたが、変化のスピードが増す時代に対応するため、最新鋭の基幹システムへと刷新することを決定。
SAP S/4HANAに加えて、インフラ基盤「SAP HANA Enterprise Cloud」、開発プラットフォーム基盤「SAP Cloud Platform」などのクラウドサービスの採用を決めた。なおSAP S/4HANAは、国内外に展開する山善の、今後の成長を支えるグローバル経営基盤になる予定としている。