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ネットスプリング、ネットワークアクセス管理システム「eFEREC」にSAML機能を追加

 株式会社ネットスプリングは22日、次世代ネットワークアクセス管理システム「eFEREC」に機能を追加した新バージョン「eFEREC v1.2」を5月20日に提供開始すると発表した。

 eFERECは、ユーザー認証により正当なユーザーだけにネットワークの利用を許可し、さらにユーザーごとに利用可能なネットワークアクセスを限定できるネットワークアクセス管理システム。大学などの教育研究機関を中心に普及してきたLANアクセス管理システム「FEREC」の次世代機として開発されている。

 新バージョンでは、所属組織のID・パスワードがない利用者にも、学認など外部のIdPを経由して、所属組織のID・パスワードによる認証後にネットワークアクセスを可能とする、SAML認証(Shibboleth)によるログイン機能を追加した。

 SAMLによる認証機能は、ウェブ認証機能などとは別のVLANに割り当てることが可能で、これによりVLANごとにウェブ認証、IEEE 802.1X認証(eduroamを含む)や単純なゲストユーザー用のVLANとともに、SAML認証のVLANにもネットワークポリシー設定が可能になる。

 SAML認証は、オプション機能として有償提供となる。初期一括払いライセンス料金は5万円。