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ネットスプリング、エンドポイントアクセス管理装置「eFEREC」の認証用アプリを発表

 株式会社ネットスプリングは25日、エンドポイントアクセス管理装置「eFEREC(イーフェレック)」専用のネットワーク認証クライアントアプリ「SmartSignOn for eFEREC(SSO4eF)」Android版を開発し、10月1日に正式提供を開始すると発表した。

 eFERECは、ネットワーク内部からのアクセスを個別に認証・管理し、不正アクセスなどによる情報漏えいを防止するアプライアンス機器「FEREC(旧)」のコンセプトを元に、オンプレミスとクラウドのハイブリッドなネットワークなど新しいネットワークの時代に適合するよう新規に開発されたエンドポイントアクセス管理装置。

 基本機能として提供される認証ゲートウェイは、利用者に端末上でウェブブラウザーを起動すると強制的に表示される認証画面で、ユーザー名とパスワードを入力することにより実現している。

 SmartSignOn for eFERECは、スマートデバイスから無線LANアクセスポイントへのネットワーク接続を可能にするクライアントアプリで、デバイス内に事前設定されたユーザーIDおよびパスワードを利用してワンタッチでeFERECのウェブ認証を受けられる。スマートデバイスでのユーザーIDやパスワードの入力の煩雑さを解消し、移動中においても容易にeFERECにログインできる。

 さらに、指紋認証などスマートデバイスのデバイス認証機能を利用したワンタッチでの認証機能にも対応し、利便性とともに安全性を高めることが可能。eFERECの管理者設定において、スマートデバイスからの認証時にデバイス認証機能を必須化することにも対応する。

 SmartSignOn for eFERECアプリのAndroid版(V1.0)は、Google Playストアから無償で入手可能となる予定で、評価用β版はSmartSignOnのサイトからダウンロードにより既に提供中。また、iOS版については現在開発中となっている。