富士ゼロックス、社内ネットワークとクラウドをVPN接続する中小規模事業所向け「beatクラウド接続サービス」提供開始

　富士ゼロックス株式会社は22日、中小規模事業所向けのネットワークアウトソーシングサービス「beat/activeサービス」について、社内ネットワークとクラウドサービスをVPN接続するオプションサービス「beatクラウド接続サービス」の提供を開始した。

　beatクラウド接続サービスは、beat/activeサービスを導入した社内ネットワークとクラウドサービス基盤とを安全に接続することで、複雑なネットワーク設計・構築の必要なく、自動的にクラウド利用環境を含むセキュアなネットワーク環境の構成を可能にする。これにより、クラウド環境への移行時やクラウドサービス運用時において、セキュリティ強化やネットワーク管理時に新たに発生する業務負担といった課題に対応する。

　また、VPN接続の特長である通信経路の暗号化によるセキュリティの向上に加え、beatサービスの通信内容に対するウイルスチェック機能により、強固なセキュリティ環境のもと、クラウドサービスの利用を可能とする。

　対応するクラウドサービスはAmazon Web Services（AWS）で、対応サービスは順次拡充していく。

　サービスの価格（税別）は、beatクラウド接続サービスが月額4800円、サービス導入時に設定作業を支援する「beatクラウド接続設定支援サービス」が1件につき3万円。