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NTTデータ、仮想デスクトップサービスのメニューにセキュリティサービスを追加

第1弾としてCASBを提供

 株式会社NTTデータは3日、本日より、仮想デスクトップサービス「BizXaaS Office」(BXO)の新サービスとして、セキュリティサービス「BXO Managed Workspace Security」を提供すると発表した。

 BizXaaS Officeは、仮想デスクトップの利用環境を提供するサービス。仮想化方式と接続方式は複数のタイプを用意しているほか、展開方式もフルクローン、PVS/リンククローンと、ユーザー企業の要望にあわせて最適な方式を利用できるという。

 その1メニューとして今回提供されるBXO Managed Workspace Securityは、企業でのクラウド活用時のセキュリティ管理を実現するサービス。まずは第1弾として、米NetskopeのCASB製品「Netskope」を用いてクラウド利用を監視・制御する「BXO Managed CASB」を提供する。

 具体的には、クラウド利用状況の可視化とコンプライアンス対応、データセキュリティ、脅威防御といった機能を利用可能。企業としてユーザーに利用を許可していないクラウドサービスのアクセスを遮断するとともに、ユーザーに利用を許可しているクラウドサービスの利用状況を監視し、異常行動の検知などを通じて、適切な管理・制御を実現するという。

 また今回は、ファイル共有サービスの新メニューとして、米Boxのサービスを活用した「クラウドストレージサービス」の提供も開始し、社内外のファイル共有を支援するとしている。

 NTTデータでは今後も、BXO Managed Workspace Securityのラインアップとしてさまざまな機能の提供を予定しており、2019年度中には5カテゴリの機能を順次提供する計画だ。