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サイバートラストの「セキュアIoTプラットフォーム」、東京エレクトロン デバイスが販売

 サイバートラスト株式会社は28日、IoT機器の製造から廃棄まで、ライフサイクル全体サポートする「セキュアIoTプラットフォーム」の販売代理店契約を、東京エレクトロン デバイス株式会社(以下、TED)と締結したと発表した。なお、TEDがセキュアIoTプラットフォームの初めての販売代理店になるという。

 セキュアIoTプラットフォームは、生産段階からチップに埋め込んだ固有鍵を起点に、証明書を用いてデバイスのライフサイクル管理を行うサービス。データの真正性とデバイスの実在性を担保し、10年以上の長期間にわたり、必要なソフトウェアのアップデートを適切に行ってくれるという。

 利用者はデバイスの製造段階において、自社が製造するIoTデバイスにセキュアIoTプラットフォームの機能を組み込むことで、管理画面を通じ、利用者が管理するインターネットに接続されたデバイスの追加、削除、個別デバイスのセキュアなアップデートを行えるとしている。

 さらに、IoT機器管理者の技術習得や物理機器への設定が不要で、設備設計にかかる時間や運用コストの削減を実現するとした。

 TEDでは今後、ヘルスケア、製造機器、スマート工場向けにIoTセキュアプラットフォームを展開する計画で、今後3年間で4億円の売上を見込んでいるとのことだ。