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富士通、東京大学情報基盤センターから大規模超並列スーパーコンピュータシステム「Oakbridge-CX」を受注、6.6ペタフロップスを実現

 富士通は18日、大規模超並列スーパーコンピュータシステム「Oakbridge-CX」を、国立大学法人東京大学情報基盤センターから受注したと発表した。

 Oakbridge-CXは、インテルのXeonスケーラブルプロセッサーを採用したPCサーバー「FUJITSU Server PRIMERGY」の次期モデル1368台をクラスタ構成で接続することで、総理論演算性能6.6ペタフロップスを実現する。

「Oakbridge-CX」システム構成図

 東京大学情報基盤センターは、1965年に全国共同利用施設である大型計算機センターとして発足して以来、スーパーコンピュータによる先端的な科学技術研究を推進している。今回のシステムについては、Society 5.0実現に向けたデータ利活用基盤の実証実験にも利用される予定としている。

 富士通では、スーパーコンピュータシステムを構築・運用してきた実績に基づく技術、ノウハウを生かし、2019年7月の稼働開始を目指してシステム構築を進めていくとしている。