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ファイル送受信サービス「SECURE DELIVER」、他システムとの連携を容易にするREST APIを提供

 富士フイルムイメージングシステムズ株式会社は、クラウド型ファイル送受信サービス「SECURE DELIVER」について、顧客が保有するシステムやさまざまなクラウドサービスとの連携を容易に実現するREST Application Programming Interface(REST API)を、2月4日から提供開始する。

 SECURE DELIVERは、企業が所有する大容量ファイルや重要データを、取引先や拠点、海外と安全に受け渡しが行えるファイル送受信サービス。送受信機能に加え、管理・監査・承認機能を備え、誤送信や不正利用などによる情報漏えいリスクを軽減し、内部統制の強化を実現する。

 今回提供するREST API機能を利用することで、顧客の所有する基幹システムや、利用するクラウドサービスなどから出力されたデータを、自動的にSECURE DELIVERで社内外の関係者との間で送受信が可能となる。特に、帳票をはじめ、これまで紙で行っていた出力・封入・封緘業務などの定型作業の削減や、図面管理システムなどで作成したデータをシステム上からダウンロードしてメールに添付するなどの操作をすることなく、直接指定の宛先へ送信することが可能になり、宛先を間違えるといった誤送信の防止につなげられるとしている。

 REST APIの機能は、「新規送信」「送信取り消し」「送信先のファイル取得状況確認」「受信内容・ファイルの取得」「アカウントの登録・更新・削除」で、今後、順次機能を拡充する予定。

 利用料は1アカウント月額2万5000円(税別)からで、利用には、「SECURE DELIVER デリバー1000プラン」以上の契約が必要。