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Red Hat、IT自動化フレームワークの最新版「Ansible Tower 3.4」をリリース

 米Red Hatは9日、IT自動化フレームワークの最新版となる「Ansible Tower 3.4」の一般提供を開始した。

 Ansible Towerは、サーバーの設定やソフトウェアのインストールなどの作業を自動化するオープンソースソフトウェア「Ansible」を、ウェブブラウザーから管理できるようにするツール。

 最新版では、再利用可能なモジュール形式のコンポーネントの作成を可能にし、より複雑なオペレーションを自動化できるようにするなど、ワークフロー拡張機能を追加。スケーラビリティの向上として、ジョブスライシングにより数千のマシン用に設計された単一の大型ジョブを複数のより小型のジョブに分割し、Towerのクラスタ環境内に分散させることが可能にした。

 セキュリティ面での強化としては、FIPS準拠モードのRed Hat Enterprise Linux上での実行に対応した。