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NTT-AT、RPAツール「WinActor」の認定研修制度を運用開始

代理店などが開催する研修向け

 NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)は、RPAツール「WinActor」の認定研修制度を2019年1月より運用開始すると発表した。

 NTT-ATが開発したRPAツールのWinActorは、専門的なプログラミング経験を持たないユーザーでも容易に自動化シナリオを作成可能な機能を備えているが、業務フローに即した実践的なシナリオを短期間で正確に作成する、また、トラブル時も柔軟に対応できるようになるには、一定の技術スキルが必要不可欠という。

 さらに、そうしたスキルを持つ人材が評価されるためには、自動化対象業務の選別・整理、シナリオ作成・運用に必要なWinActor操作、トラブルシューティングなどのスキルを身につけるための技術者向け研修を、WinActorの開発元であるNTT-ATが認定する必要があると考え、認定研修制度を運用開始するとのこと。

 この制度では、WinActor販売代理店などが開催する研修のうち、所定のガイドラインを満たす研修について、NTT-ATが定める認定研修とし、認定マークなどを提供する。

 なおNTT-ATでは、2018年8月から販売代理店向けに、WinActor代理店認定試験「Certification of WinActor(CWA)」を提供しており、WinActorの理解度に応じて、「Certified」「Sales Certified」「Technical Certified」の3つの認定レベルを設けている。

 そのうち「Technical Certified」認定者は、NTT-AT認定講師としてWinActor研修を開催する資格を持つが、NTT-ATの認定研修では、こうした認定講師が講師を務めるとのことだ。