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NTTデータ四国、ZEDI対応バンキングソフト「EBNext2 DX」のJX手順にEDIクライアント「ACMS Lite Neo」を採用
2018年12月17日 14:14
株式会社データ・アプリケーション(以下、DAL)は17日、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ四国(以下、NTTデータ四国)が全銀EDIシステム(以下、ZEDI)対応のバンキングソフト「EBNext2 DX」に、DALのJX手順対応EDIクライアント「ACMS Lite Neo」を採用したと発表した。
12月25日にサービスが開始されるZEDIは、日本の企業間送金に係る3業務(総合振込、振込入金通知、入出金取引明細)の電文を、固定長からXML電文に移行し、金融EDIの高度化に向けた取り組みを進めていくためのプラットフォーム。具体的には、ZEDIが企業や銀行との中継システムの役割を担い、XML電文に変わることで支払企業が総合振込に商流情報を付加して送信でき、受取企業がその商流情報をベースに売掛金の消込作業を削減するなど、決済事務の効率化・生産性向上を目指している。
NTTデータ四国のEBNext2 DXは、ZEDI対応として、XML情報を定義するテンプレートを活用し、ERPや会計システムから出力された情報を元に送金電文をXMLに自動変換、XMLの入出金電文を会計システムなどに入力できる形式に自動変換する機能を提供する。
EBNext2 DXでは、インターネットEDIの通信プロトコルJX手順での通信と、株式会社NTTデータが提供している「VALUXサービス」を介したVALUX通信に対応しているが、今回、JX手順の豊富な導入実績による信頼性を評価し、ACMS Lite Neoを採用したという。
ERPや会計のデータをXML電文へ変換する機能を備えたEBNext2 DXと、そのデータをZEDIに送受信するJX手順対応のACMS Lite Neoを組み合わせることで、企業は、会計システムなどの改修を極小化し、容易にZEDIを利用し、決済業務の効率化を図ることが可能になるとしている。
DALでは、ZEDIのサービス開始に伴い、ビジネスパートナーとの協業を強化すると同時に、積極的にERPや会計ソフトウェアなどのアプリケーションパッケージベンダーとの協業を推進していくとしている。