GMOクラウド、WordPressサイトの高セキュリティ化と高速化を実現する「WADAX あんしんWPサーバー」を提供

　GMOクラウド株式会社は13日、WordPressで構築された複数サイトの高セキュリティ環境と高速化を実現する、WordPress向けレンタルサーバーサービス「WADAX あんしんWPサーバー」の提供を開始した。

　「WADAX あんしん WPサーバー」は、WordPressの脆弱性を悪用した攻撃を防御するウェブアプリケーションファイアウォール（WAF）機能を標準搭載するとともに、WordPressの自動アップデートや、セコム株式会社と連携して提供する不正侵入防御（IPS）、定期セキュリティ診断、DoS/DDoS対策に加え、ウェブウイルスチェックも標準で提供。より安心・安全なセキュリティ環境下でWordPressの利用を可能としたサービス。

　通常は有償となるコントロールパネルの「Plesk Onyx」と、最新版の「WordPressToolkit v3」を標準搭載し、基本料金内で利用が可能。これらのコントロールパネルにより、導入したWordPressの本体やテーマ、プラグインの自動アップデート設定のほか、複数サイトの構築・管理を一元管理できる。

　無償SSLサービス「Let's Encrypt」の利用が可能で、ウェブページの高速表示を実現するHTTP/2にも標準対応。また、無料のCDNサービス「Speed Kit」の利用にも対応し、表示速度を最大5倍向上することが期待できるとしている。

　標準プランの料金（税別）は、初期費用が3000円、月額料金が2000円。ディスク容量（SSD）は50GB、データベース（MySQL/MaruaDB）は20、マルチドメインは10、メーリングリストは10（メンバー数：無制限）、FTPアカウント数は10、サブFTPアカウント数は10まで対応。GMOクラウドではサービスの提供開始を記念して、2019年1月31日までの新規契約者を対象として、初期費用を無料とするキャンペーンを実施する。