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PwCあらた、AIのガバナンス構築・リスク評価支援サービスを提供

AIの戦略的かつ安全な導入・利活用をサポート

 PwCあらた有限責任監査法人(以下、PwCあらた)は11日、AIの導入・利活用におけるガバナンス構築・リスク評価支援サービスを提供開始したと発表した。

 PwCあらたでは、アシュアランス業務で培ってきたガバナンス、セキュリティ、内部統制・業務監査などの知見・経験を生かして、AIの導入や利活用におけるガバナンス、リスク管理態勢構築の必要事項を洗い出すフレームワークを開発した。

 このフレームワークでは、AI導入の目的達成のための戦略、組織変革、人材育成、プロセス・インフラ改善など“攻め”の部分と、個々のAIの重要度およびリスク評価、セキュリティ確保、業務監査対応な“守り”の部分の両面から、企業が戦略的かつ安全にAIの活用を進めるためのポイントを明示しているとのこと。

 今回提供するサービスでは、このフレームワークを活用し、組織におけるAI導入の目的・方針や、リスク認識の浸透・定着化、業務リスクの低減、セキュリティ対策などを支援するという。

 さらに、AI導入にかかわるリスク対応にとどまらず、多くの企業が抱えるデジタライゼーション、およびデジタルトランスフォーメーション(DX)にかかわる経営課題の解決に、ガバナンス/リスク評価の観点から貢献することを目指すとした。

 サービスメニューとしては、例えば、全社レベルでのAI管理体制や管理ルールの策定を行う「AIガバナンス構築支援」、策定したAIガバナンスに対して、システムリスク管理態勢の観点から対応状況を評価する「AIに係るシステムリスク評価」などを用意している。