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Rubrik、OracleやSAP HANAなどとの連携を強化したバックアップソリューション「Rubrik Andes 5.0」

 米Rubrikは14日(米国時間)、バックアップソリューションの新版「Rubrik Andes 5.0」を発表した。

 Rubrik Andesは、データセンターやクラウドなど、環境に依存することなく利用されるさまざまなアプリケーションおよびデータを、単一のソフトウェアとして保護・自動化・管理できる同社のフラグシッププラットフォーム。

 今回の新版では、まず、Oracle Database向けにライブマウント機能を提供し、瞬時のリカバリとクローンが可能にするという。これにより、業務の稼働率を高められるほか、アプリケーションの開発を加速できるようになるとのこと。

 また、SAP HANAとの連携認定を受けており、データベース管理者は、SAP Hana CockpitやSAP HANA StudioといったSAPのツールを使って、迅速なポイントインタイムのリカバリ、ランサムウェアの防御機能などを実装できるとした。

 さらに、データセンターとクラウドのストレージ上に存在する膨大な非構造化データセットを効果的かつ安全に管理しながら、グローバル検索によってきめ細かな単位で瞬時にデータリカバリできるNAS Direct Archive機能を提供する。

 このほか、Polaris SaaSプラットフォームを介してOffice 365のポリシーに従った保護も管理可能。Rubrik Datos IOとの連携では、MongoDBやCassandraなど、NoSQLデータベースの保護と管理に対応するとしている。

 なおRubrikでは同時に、Microsoft Azureに特化して開発された新製品「Rubrik Accelerator for Microsoft Azure」も発表した。これにより、企業データの保護と、データセンターを横断する形でのアプリケーションのモビリティを提供するとのことだ。