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日立システムズの総合経費管理システム「Traveler'sWAN」、三井住友コーポレートカードとの自動連携に対応

 株式会社日立システムズは19日、総合経費管理システム「Traveler'sWAN」と、三井住友カード株式会社が提供する法人カード「三井住友コーポレートカード」との自動連携を12月に開始すると発表した。

 Traveler'sWANは、国内・海外出張のチケット手配から交通費精算、経費精算まで、企業の経費にかかわる業務全般を一つのシステムで管理できる総合経費管理システム。

「Traveler'sWAN」のサービス概要図

 連携により、Traveler'sWANと三井住友コーポレートカードを導入した企業は、従業員が出張時などに法人カードで手配したチケットやその他の経費発生時に使用した法人カードの実績データを、自動的にTraveler'sWANに取り込むことが可能となる。

 これにより、申請者は精算の手間が省けるほか、立替精算処理がなくなり、企業は従業員による不正な申請を防ぐことが可能になる。さらに、日立システムズが提供するBPOサービスを組み合わせることで、伝票チェックなどの単純作業をアウトソースすることが可能となり、導入企業は経理業務を効率化し、貴重な人材をより重要度・優先度の高い業務へ配置できるとしている。

 Traveler'sWANの価格(税別)は、SaaS版が初期費用40万円から、月額費用が1人あたり400円から(50人単位での契約)。オンプレミス版、プライベートクラウド版は個別見積もり。

 三井住友カードと日立システムズでは、今回の協業を機に、さらなる業務効率化を支援するサービスの開発にも両社で取り組んでいく予定としている。