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富士ゼロックス、小規模事業所のネットワークセキュリティ対策を支援するアウトソーシングサービス

 富士ゼロックス株式会社は19日、小規模事業所のネットワークセキュリティ対策を支援するアウトソーシングサービス「beat/soloサービス」を発表した。同日より販売を開始する。

 beat/soloは、小規模事業所向けに、ネットワークセキュリティ環境の構築から日々の運用・管理支援までを提供するサービス。より大きな事業所向けに提供してきた「beatサービス」の基本サービスを継承しながら、機能や標準利用者数を小規模事業所向けに最適化したという。

 具体的には、セキュリティゲートウェイ装置「beat-box」をユーザー企業のネットワークへ導入し、同社のネットワークオペレーションセンター「beat-noc」から、24時間365日体制でのbeat-boxのリモート監視、各種ソフトウェアの自動更新などを提供する。あわせて、サポートサービス「beatコンタクトセンター」により、オフィスに必要なセキュアなネットワーク環境運用を包括的に支援するとした。

 beat-boxは導入時に複雑な設定をする必要がなく、オフィスネットワークの出入り口に接続するだけでセキュアな環境の構築が可能になるほか、アウトソーシングにより導入・管理・運用にかかわる負担が低減されるため、富士ゼロックスでは、情報システム管理の専任担当者がいない場合でも、必要なセキュリティ対策を整えられるとアピールしている。

 また、リモートアクセスやWebコンテンツフィルタリングといったオプションサービスの提供を通じて、ユーザー企業の利用実態にあわせたネットワーク構築にも対応。さらに、beat-box通信断時の通知や、beat-box長期利用時の無償交換などを行う「beat/solo ずっと安心ケアサービス」もオプションとして用意した。

 価格は、5ユーザーまで利用可能な基本サービスが月額6800円、利用者の追加は10ユーザーごとに月額1500円で、最大105ユーザーまで拡張可能。また別途、初期設置作業の費用が必要になる。

 オプションの価格は、「beat リモートアクセスサービス」が月額3000円、「beat コンテンツフィルターサービス」が月額4800円、「beat PCクライアントアンチウイルスサービス」が1ユーザーあたり月額200円。