ニュース

富士ゼロックス、中小規模事業者向けセキュリティサービス群を販売開始

 富士ゼロックス株式会社は28日、改正個人情報保護法への対応を支援する中小規模事業者向けのセキュリティサービス群「beat/entryサービス plus」「ITあんしんサービスパックIII」「モバイルあんしんマネジメントサービスII」を販売開始した。

 「beat/entryサービス plus」は、ゲートウェイ型セキュリティにより社内ネットワーク全体を防御するサービス。ファイアウォール、ゲートウェイ型アンチウィルス、IPS、迷惑メール判定機能など複数のセキュリティ機能を提供。「beatコンテンツフィルターサービス」を標準搭載とすることで、従業員による業務中の不要なウェブサイトの利用制限や、ウェブサイトからのウィルス感染を防止する。サービスの価格(税別)は、月額8800円から。

 「ITあんしんサービスパックIII」は、PCに関するサポートやトラブルへの対応を行うサービス。PC20台までのエントリープランでは、電話とリモートツールによるサポートや、オンサイト保守などを提供。PC100台までのベーシックプランではさらに、Microsoft Officeなどの操作支援を、PC1000台までのアドバンスプランでは複数拠点への対応を行う。サービスの価格(PC1台あたり、税別)は、エントリープランが月額2000円から、ベーシックプランが月額2700円から、アドバンスプランが月額1万600円から。

 「モバイルあんしんマネジメントサービスII」は、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末について、デバイスの情報取得や、紛失・盗難時のリモートロック、リモートワイプなどの機能を提供するサービス。サービス利用の管理画面や管理用アプリケーションを「ITあんしんサービスパックIII」と共通化し、合わせて導入した場合、利用状況を一元的に把握し、効率的な管理が行える。サービスの価格(デバイス1台あたり、税別)は、エントリープランが月額350円から、端末の機能制限やアプリケーション制御などの機能も提供するベーシックプランが月額500円から。

新サービス群が提供するセキュリティーサポート範囲の概念図