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クラウド録画サービス「Ciero」、簡単に録画映像を検索できる新機能を提供

 ヴイ・インターネットオペレーションズ株式会社(以下、VIO)は5日、クラウド録画サービス「Ciero(シエロ)」に、入退履歴や作業履歴などの検索条件を設定し、監視カメラ映像を検索できる新機能を追加すると発表した。

 Cieroは、PCやタブレット端末のWebブラウザから、多拠点の防犯カメラ映像をライブ/録画でチェックできるサービス。映像はクラウドに保存するため録画レコーダは不要なほか、HD高画質で細部まで鮮明に見られる点を特徴としている。

 今回追加される新機能では、高度なシステム連携を施すことなく、CSVデータをアップロードすることで、POSデータや作業履歴データとの連携が可能になる。これにより、費用やデータ連携にかかる工数を大幅に抑えながら、映像検索を実現するとした。

 例えば、金銭の受け渡しに関するトラブルやレジ金差異が発生した場合、POSデータに含まれる「レシートNo.」や「時刻」などをキーに映像を検索・再生することで、どこでレジの打ち間違いや金銭受け渡しのミスが発生したかを確認できるという。

 また、WMS(物流管理システム)の作業実績データに含まれる「伝票番号」「作業指示No.」「作業者」などをキーに映像を検索・再生することにより、汚破損や誤作業がなかったかを確認する、といった用途にも利用可能とのこと。

 ログ連携機能の料金は、1カメラあたり月額1500円。

 なお近日中には、API連携によるPOSデータや作業履歴データとのリアルタイム連携もリリース予定する予定だ。