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SCSK、INFINIDAT製ストレージを従量課金で利用可能な「ユーティリティ・ストレージ・サービス」

 SCSK株式会社は1日、INFINIDAT(インフィニダット)製のユニファイドストレージシステム「InfiniBox」を用いた従量課金サービス「ユーティリティ・ストレージ・サービス」(以下、US2)を発表した。同日より提供を開始する。

 US2は、ユーザー企業の環境にInfiniBoxを設置し、月額料金で提供するサービス。基本容量からの増設は無停止で瞬時に行え、追加課金にて利用できるため、最初から最大容量分の料金を払う必要はないという。

 また、SCSKの専任の技術者がInfiniBoxのシステム設計、構築、保守までトータルにサポート可能な点も特徴で、月額利用料金には24時間365日のオンサイト保守が含まれているとのこと。オプションでは、ストレージの運用支援サービスも選択できる。

 月額利用料金は100TBで100万円(税別)から、容量拡張時の月額料金は50TBで20万円(税別)から。最大2PBまでの拡張に対応する。

 なおInfiniBoxでは、DRAM、SSD、HDDの3層構造を採用し、HDDへの読み書きを大容量のDRAMおよびSSDキャッシュで高速化するとともに、独自のソフトウェアでパフォーマンスを向上させ、オールフラッシュストレージと同等以上の処理性能を実現しているという。

 信頼性の面でも、データパスにかかわる全コンポーネントを三重化するとともに、多重ディスク障害発生時でもデータを保護できる独自の冗長化技術「InfiniRAID」により、高い連続稼働率を実現したとのことだ。