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Microsoftが10月の月例パッチ公開、Microsoft EdgeやIEなどの脆弱性を修正

 日本マイクロソフト株式会社は10日、10月の月例セキュリティ更新プログラム(修正パッチ)を公開した。日本マイクロソフトではユーザーに対して、できるだけ早期に修正パッチを適用するよう呼びかけている。

 対象となるソフトウェアは、Windows、Microsoft Edge、Internet Explorer(IE)、Office、Office ServicesおよびWeb Apps、ChakraCore、.NET Core、SQL Server Management Studio、Exchange Server。

 これらのうち、最大深刻度が4段階で最も高い“緊急”の脆弱性の修正が含まれるのは、Windows、Microsoft Edge、IE、ChakraCore。修正パッチに含まれる脆弱性の件数はCVE番号ベースで50件で、うち最大深刻度が“緊急”のものが12件。

 また、マイクロソフトによると、深刻度“重要”の脆弱性「CVE-2018-8453(Win32kの特権の昇格の脆弱性)」について、悪用が確認されているという。

 なお、Windows 10 バージョン1703(Creators Update)のHome/Pro/Pro for Workstationエディションは、10月9日(米国時間)でサポート終了となり、修正パッチは今回が最後の提供となる。Enterprise/Educationエディションについては、2019年10月8日までサポートされる。