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AIによる支援でハンズフリーでの業務が可能に、ネクストスケープとNTT ComがMRソリューションを提供

 株式会社ネクストスケープとNTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は3日、AIに指示・対話しながら、複合現実(Mixed Reality:MR)空間で作業ができるソリューションを提供開始すると発表した。日本マイクロソフトのヘッドマウント型MRデバイス「Microsoft HoloLens」と、対話型自然言語解析AIエンジン「Communication Engine“COTOHA Virtual Assistant”」(以下、COTOHA VA)を連携させて実現するという。

 このソリューションでは、HoloLensを装着した作業者がCOTOHA VAに語りかけることで、作業に必要な情報をAIから聞き出すことができる。AIの発話内容や補足情報をHoloLens上のディスプレイに表示することも可能なほか、COTOHA VAをさまざまな業務システムと接続し、メールやスケジュールの情報を参照するといった利用法にも対応するとした。

 このソリューションでは、音声による指示、対話が可能なため、作業者がハンズフリーで業務に集中可能な点がメリット。これにより、作業効率の大幅な改善が見込めるだけでなく、キーボードが使えない環境でもICTリソースが活用できるようになるとしている。

このソリューションのイメージ