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日立ソリューションズ・クリエイト、ミドルウェアをOSS化した大学向け学務情報システム製品「UNIPROVE学務」を販売

 株式会社日立ソリューションズ・クリエイトは2日、大学向け学務情報システム「UNIPROVE(ユニプルーブ)学務」の販売を開始した。

 UNIPROVE学務は、株式会社日立製作所で多くの実績がある大学向け学務情報システム「UNIPROVE/AS」をベースとして、機能はそのままに、DBMSをはじめとする全ミドルウェアのオープンソースソフトウェア(OSS)化を図った製品。

 従来のオンプレミス環境に加え、一般的なパブリッククラウドサービスを利用したクラウド環境での構築にも対応し、履修登録や成績公開といった一時的な高負荷時にもシステム構成をフレキシブルに変更でき、ハードウェアの保守期限にとらわれない運用が可能となる。

 導入サービスや保守サービスにおいては、SE作業のメニュー化を図り、顧客のニーズに合った作業内容の選択が可能。リアルタイムにデータの連携が可能な教務、ウェブ履修登録、進路支援、学納金、奨学金といったサブシステム構成を引き継ぎ、ニーズに合わせたシステム構成を提案する。

 製品の価格は個別見積もり。出荷開始予定日は2019年4月1日。日立ソリューションズ・クリエイトでは、学内の管理工数の削減を推進し効率的な大学経営を支援する製品として「UNIPROVE学務」をリリースし、学内データの分析などにより大学改革の意思決定を支援する製品を目指すと説明。2023年度までに10億円以上の販売を目標とする。