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ソニービズネットワークス、閉域網からパブリッククラウドへの接続サービス「NUROリンク ダイレクトクラウド」

 ソニービズネットワークス株式会社は18日、法人向けICTソリューションサービス「NURO Biz」において、閉域網からパブリッククラウドへの相互接続を可能にするサービス「NUROリンク ダイレクトクラウド」を、同日より販売開始すると発表した。

 「NUROリンク ダイレクトクラウド」は、同社の閉域網サービス「NUROリンク 閉域網(P2MP)」からパブリッククラウドまでを、セキュアに相互接続する専用ネットワークサービス。論理的に独立したネットワークをユーザー企業ごとに構成し、インターネットを介さない閉域網から相互接続を行うため、高いセキュリティを確保できるという。

 第1弾として、Amazon Web Services(AWS)に相互接続可能な「AWSコネクト」を用意するほか、2018年12月には、Microsoft Azureを対象とした「Azureコネクト」も提供。AWSのみに接続する、またはAWSとAzureの両方に接続するといった、ユーザー企業の利用用途に応じたカスタマイズに対応する。

 利用にあたっては、NUROリンク 閉域網(P2MP)からマネージドクラウドゲートウェイ(相互接続ポイント)までの接続料(閉域コネクト)と、マネージドクラウドゲートウェイからパブリッククラウド環境までの接続料(AWSコネクト/Azureコネクト)を、帯域によって自由に選択できるようにした。

 具体的な価格例(税別)は、AWSの場合、NUROリンク ダイレクトクラウド基本料が初期費用4万8000円と月額1万5000円、閉域コネクト 10Mbpsが初期費用5万円と月額5000円、AWSコネクト 10Mbpsが初期費用5000円と月額2万5000円。別途、NUROリンク 閉域網(P2MP)およびパブリッククラウドの利用料金が必要になる。

 なおパブリッククラウドとの接続は、AWSコネクトはAWSの閉域網接続サービス「AWS Direct Connect」を、Azureコネクトは、Microsoft Azureの閉域網接続サービス「ExpressRoute」をそれぞれ利用するとのこと。