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ソニーネットワーク、法人向け閉域接続サービス「NURO閉域アクセス」を提供

 ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社(以下、ソニーネットワーク)は、光インターネット「NURO 光」の技術を基盤とした、法人向け閉域接続サービス「NURO閉域アクセス」を6月1日に提供開始する。

 ソニーネットワークでは、企業がクラウド利用を前提とする中、企業の拠点間ネットワークには、よりセキュアで高速な閉域接続が求められるとともに、クラウドサービス基盤との相互接続へのニーズが高まっていると説明。こうした課題に対して、セキュアで高速な拠点間ネットワークを実現し、複数の拠点を閉域網で接続できるNURO閉域アクセスの提供を開始する。

 NUROの閉域網を利用することで、セキュアかつ安定した拠点間ネットワークを実現。拠点ごとにL2モード/L3モードでのネットワーク設定を制御でき、企業内プライベートネットワークを柔軟に構築できる。

 また、NURO閉域アクセスと、Amazon Web Services(以下、AWS)をはじめとする各種クラウドサービス基盤との相互接続サービスについても、7月中旬に提供を予定する。ソニーネットワークが提供するマネージドクラウド基盤(NURO閉域コネクト、マネージドクラウドゲートウェイ、AWSコネクト)を利用することで、AWSなどの各種クラウドサービス基盤との相互接続をリーズナブルな価格で構築できる。

 運用管理についても、「クラウドポータル」ツールにより、クラウド環境と一元管理が可能で、運用管理を効率化。AWS環境の管理とあわせ、「NURO閉域アクセス」の利用状況(トラフィック情報)の確認や拠点ごとにL2モード/L3モードでのネットワーク設定などが行える。

 NURO閉域アクセスの通信速度は1拠点あたり上り下り最大1Gbpsで、価格はオープン。